【浦和】ショルツの移籍先有力候補、アル・ワクラSCとは?
浦和のアレクサンダー・ショルツ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ACL2で広島と対戦する可能性。
J1リーグ浦和レッズのデンマーク人DFアレクサンダー・ショルツ(Alexander Scholz)が、中東への移籍に向けて交渉が進められているという。SNSのアカウント『カタール・サッカーニュース』(@Akoora)は6月24日、カタール1部アル・ワクラSCとショルツが「契約締結に向けて近づいている」と伝えた。
FCミッティランでリーグ優勝&MVPに輝いたショルツは、2021年6月に浦和に加入。不動のセンターバックとして活躍し、ゲームキャプテンをも担い、昨年にはAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。今季も副キャプテンを担当してきた。
『トランスファーマルクト』によると、ショルツと浦和は今シーズン末までの契約だったと見られる。更新したという情報はないなか、約半年間を残し、移籍金の発生するなか、カタールなど中東行きを検討しているようだ。
“最有力候補”と目されるアル・ワクラは2023-24シーズン、カタールリーグ4位で終えた実力のあるチーム。チームカラーは水色(スカイブルー)。
昨季まで指揮したマルケス・ロペス監督がカタール代表に就任。一方、カタール代表を率いてきたアリ・ラーマ・アル・マリ監督がアル・ワクラに復帰することが決まっている。
エースは「10番」のアンゴラ代表FWジェルソン・ダラ。同代表34試合・14ゴールを決めているスター選手だ。
2024-25シーズンは三層構造になるAFCアジア・チャンピオンズリーグ(三層目のACLチャレンジへの日本からの参戦はなし)の「ACL2」に出場することが決まっている。Jリーグ勢ではサンフレッチェ広島と対戦する可能性がある。
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今年10月で32歳になる闘将は、日本のみならず未知なる国でのプレーに興味を示してきた。それだけに、アジアの国際大会に参戦できることも、この浮上した移籍とも関係してそうだ。