北中米W杯へ不安。カオスのコパ・アメリカ決勝、不法入場相次ぐ…ようやく後半開始

試合開始が大幅に遅れる。ハーフタイムは25分。

「CONMEBOL USAコパ・アメリカ2024 決勝」アルゼンチン vs コロンビアの一戦は、チケットを持たない人の不法入場が相次ぎ、正規のチケットを持つ観客も入場制限がかかるなど大混乱に陥った。さらにスタジアム内で体調を崩す観客も出て、取り締まりと整理を行うため試合開始が大幅に遅れた。日本時間の15日11時30分過ぎ、後半開始を迎えている。

　フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムでのファイナルマッチ。チケット価格は2000ドル（31万円）から10000ドル（157万円）という設定に。現地からのSNSの発信によると、試合開始前から……さらにはキックオフを迎えてからも、セキュリティが機能せず。両チームのユニフォームを着た人が柵を乗り越える、さらにはスタジアムを破壊してその穴から潜り込むなど、カオスな状態となっている。結局、現地の警察などは取り締まりをあきらめ、そのまま不法入場し観戦している者もいるということだ。

　また、アメリカ開催の今大会、ショーが行われた関係で、ハーフタイムは25分となっている。

　試合はコロンビアがやや優勢に試合を進め、スコアレスで前半を終了。日本時間では11時30分過ぎ、後半に突入している。

　2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ共催による北中米ワールドカップ（W杯）に向けたプレ大会的な位置づけで、今回アメリカで開催された。しかし、安全面で大きな不安と、様々な課題を残すこととなった。