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ドルトムント内紛、シャヒン新監督と険悪なミスリンタットSDがわずか3か月で退団へ。香川真司をかつては獲得…

日本ツアーで抱擁をかわす、かつてチームメイトだったドルトムントのシャヒン監督(左)と香川真司。(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)

日本ツアーを終えて開幕を控えるなか、波乱の“夜明け前”に。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントで内紛が起きている。この夏に復帰したばかりのスヴェン・ミスリンタット(Sven Mislintat)スポーツダイレクター(SD)が早くもチームを退団する可能性が高まっているのだ。

 ミスリンタットSDは2007年から約10年間、ドルトムントで香川真司、ロベルト・レヴァンドフスキらをスカウトしたとされる。そのあとアーセナルFC、VfBシュツットガルト、アヤックス・アムステルダムの強化責任者を歴任。そして今夏、ドルトムントに復帰していた。

 しかし現役時代を知るシャヒン監督と対立関係になり、二人の仲は劣悪だという。『トランスファー・ニュースは』は『ビルド』の記事を引用。「スヴェン・ミスリンタットが3か月で退任か。ミスリンタットはシャヒン監督との関係が険悪で、クラブは彼を解雇するかもしれない」と伝えている。

 ドルトムントに最初に在籍した時代も、トーマス・トゥヘル監督と対立したことで、クラブを去った”過去”がある。51歳の敏腕かつデータ重視の理論派であるが、シュツットガルトでは遠藤航や伊藤洋輝の獲得で上位進出の礎を築いた。が、アヤックスでは大型補強が結実せず、途中解雇されていた。

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 BVBは昨季、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準優勝という望外の好成績を収めた。そして新シーズンに向けて、ドルトムントは日本ツアーを終えてドイツに戻ったばかりだが……波乱の“夜明け前”となっている。

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