【移籍】久保建英に影響か。スビメンディが一転、リバプールのオファーを断りソシエダ残留
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
次の注目はアーセナルが狙うメリーノの動向。
その動向が注目されてきたスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(Martín Zubimendi)が8月13日までに、レアル・ソシエダに残留する意向を固めたという。2027年6月までとなっている契約を更新し、新たな契約を締結する。
ユルゲン・クロップ前監督が退任し、アルネ・スロット新監督の就任したイングランド・プレミアリーグのリバプールFCは、これまで夏の移籍市場での補強を一切してこなかった。そうしたなか「最高のミッドフィルダー」をターゲットに、ドイツEURO2024で優勝に導いたスビメンディ獲得へ交渉を行ってきた。
ただし、6000万ポンド(約111億円)とされる高額な移籍金がネックになってきたと言われる。ところが……その条件は満たされていたようだが、スビメンディは”ソシエダ愛”を優先させたということだ。
エックスのフォロワー数2180万人を超えたファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)が同日、「マルティン・スビメンディ、リバプールを拒否。レアル・ソシエダへの無条件の愛。彼は残留し、新たな契約を結ぶ。ソシエダからの金額の提案は、リバプールの入札額よりもはるかに低かった」とレポートした。
レアル・ソシエダの育成組織出身であるセンターハーフは、これまでバイエルン・ミュンヘン、さらにアーセナルFCからのオファーも断ってきた。
この他、レアル・ソシエダでは、同じくスペイン代表のMFミケル・メリーノ(Mikel Merino)に、アーセナルFCが関心を示している。
また、もしもスビメンディがリバプールに移籍していた場合、レアル・ソシエダは戦力的に考慮しても、この夏にさらにビッグマネーを欲する必要もなく、久保建英(Takefusa KUBO)の残留も確実になると見られた。
ただし逆にスビメンディ残留となると……。R・ソシエダがメリーノ、あるいは久保の売却も考慮されるかもしれない。
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これまで久保に関しては、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが獲得に乗り出していると言われてきた。さらに日本では、リバプール行きも噂されてきた。