【札幌5-3鳥栖】駒井善成2ゴール、バカヨコはデビューPK弾、崖っぷち対決を制す
札幌の駒井善成。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
スパチョークはミドルで先制、2点目もアシスト。
[J1 27節] 札幌 5-3 鳥栖/2024年8月16日19:33/大和ハウス プレミストドーム
ブービーと最下位による“崖っぷち対決”、J20位の北海道コンサドーレ札幌が5-3で19位のサガン鳥栖に勝利を収めて、J1残留へ望みをつないだ。
開始10分、コーナーキックのこぼれ球をスパチョークがミドルレンジから沈めて先制。さらに直後の11分、スパチョークのクロスに駒井善成がダイビングヘッドで合わせて追加点を奪う。
札幌の前線からのプレスはますます冴えわたる。さらに16分、ロングフィードから鈴木武蔵が競り合い、駒井善成がボレーで合わせて、瞬く間に3-0とした。
それでも後半、鳥栖は福田晃斗、久保藤次郎が決めて1点差に。
雲行きが怪しくなるなか、70分にオウンゴール、77分に堺屋佳介と取り合い4-3とする。
そして89分、シエラレオネ出身初のJリーガーとして途中出場でデビューしたアマドゥ・バカヨコが左足でPKを決める。札幌が5-3とトドメをさした。
駒井は試合後のヒーローインタビューで、「僕たちは崖っぷちで、毎試合毎試合勝つしかないので、皆さんの後押しのもと勝点を取って残留できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。
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札幌は3試合ぶりの勝利に。勝点19に伸ばして、週末に試合がある残留ゾーン17位ジュビロ磐田、18位サンガ京都F.C.とは9ポイント差に。次節勝てると、その背中が見えてきそうだ。