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スタジアムが揺れた…久保建英がバレンシアから鮮烈の先制ゴール! レアル・ソシエダ、ホームで3-0今季初勝利

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

スビメンディが起点、完璧に崩す。

[スペイン1部 8節]レアル・ソシエダ 3-0 バレンシア/2024年9月29日(現地28日)/レアレ・アレーナ

 スペイン1部リーグ8節、レアル・ソシエダのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)がバレンシアCF戦、リーグ6試合ぶり、今季ホーム初となるゴールを決めた。試合は途中出場した新加入の20歳になるアイスランドFWオーリ・オスカールソンが2ゴールを追加し、R・ソシエダが3-0の勝利を収めた。

 今季のソシエダはこの試合まで、リーグ戦1勝しか挙げられず苦しい戦いを強いられてきた。公式戦6試合・リーグ5試合未勝利で、ノーゴールは4試合続いていた。

 久保は4-3-3の右ウイングで先発。するとチームと久保自身の鬱憤を晴らすかのようなゴールを決めた。

 開始8分、マルティン・スビメンディを起点に左サイドのアンデル・バレネチェアへ展開する。バレネチェアから、ハープスペース(ポケット)を突いたセルヒオ・ゴメスにつなぐ。そしてセルヒオ・ゴメスのクロスに、逆サイドからフリーで駆け込んだ久保が左足でダイレクトで叩き込んだ。

 久保は途中出場から決めた2節のRCDエスパニョール戦(〇1-0)以来となる今シーズン2点目。チームにとっても、ホームでのゴールは8月19日の開幕ラージョ・バジェカーノ戦(●1-2)以来である。しかも、リードする展開は今季初とあって、スタジアムが歓喜とダンスで揺れた。

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 さらに後半には期待のオスカールソンが2ゴール! レアル・ソシエダが3-0と無失点で、今季2勝目を収めた。久保はラ・リーガ選定のMVPに選ばれている。

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