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【日本代表】エース大迫勇也がケガで離脱決定「トップコンディションに1日も早く戻す」

大迫勇也がケガのため日本代表から離脱に。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ミャンマー戦で5ゴール、U-24代表戦で先制点アシスト。

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選(兼 AFC中国アジアカップ予選)とキリンチャレンジカップ・セルビア代表戦のため活動中の日本代表(SAMURAI BLUE)のFW大迫勇也が6月9日、ケガのため途中離脱することが決定した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンに所属するストライカーは、5月28日のミャンマー代表戦(〇10-0)でアジア予選2試合連続となるハットトリック(5ゴール)を達成。さらに6月3日のU-24日本代表戦(〇3-0)でも先発して、コーナーキックからニアでヘッドに合わせ橋本拳人の先制点をアシストするなど活躍し62分までプレー。しかし森保一監督によると、右足内転筋に違和感を覚えているとして、7日のタジキスタン代表戦(〇4-1)は回避。また、横浜F・マリノスのFWオナイウ阿道が追加招集されていた。

 大迫はJFAを通じて、次のようにコメントしている。

「2試合を残してチームを離れることは残念ですが、トップコンディションに1日でも早く戻すために離脱という選択をしました。9月から始まる最終予選に向けて良い準備をしていきたいと思います」

 大迫の所属するブレーメンは来季の2部降格が決定している。チームでは途中出場が多く、2列目での起用も多かったことから、日本のエースは「トップ(センターフォワード)で勝負できる」ことを譲れない条件に、チームを決断すると語っていた。ブレーメン残留もあり得るのか、新天地を探すのであれば、一体どこに――。

 一方、日本代表のFW陣にとっては、あと2試合、結果を残すことでアピールできるチャンスにもなる。

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[文:サカノワ編集グループ]