【移籍】バイエルンが日本代表MF久保建英を狙う。鍵はあのドイツ代表アタッカーの動向
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
年俸はザネ最大32億円、久保4億円。
ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンが来季2025-26シーズン、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)を狙う!?
『ザ・ハードタックル』は11月14日、久保の去就について『Fichajes』の情報をもとにレポート。これまでイングランド・プレミアリーグのリバプールFCが獲得を検討してると噂されてきた。さらに横浜F・マリノスでともに仕事をしているアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパーFCもリストアップしていると言われる。さらに――覇権奪回を目指すバイエルンも獲得を検討していると報じた。
バイエルンは今季、クリスタルパレスFCから獲得した22歳のフランス代表MFミカエル・オリーズが右MF(ウイング)のレギュラーを担い、さらにドイツ代表MFレロイ・ザネ(Leroy Sane)も完全復活を印象付けるような活躍を見せている。むしろ、世界屈指の強力な右サイドのタレントを揃えている。
しかし、ザネは今季で契約満了を迎える。バイエルンは延長オファーを出しているが、ザネサイドは残留を軸にしつつも、様々な選択肢をテーブルに並べて決断するようだ。これまでアーセナルFC、さらにマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いていると言われるのだ。
そこで、もしもザネが移籍した場合に備え、レアル・ソシエダで心境著しい久保がリストアップされているというのだ。バイエルンは久保がFC東京から移籍する際にもオファーを出していたクラブの一つでもある。
ザネは現在のサラリーが最大で年2000万ユーロ(約32億円)と言われる。一方、久保の年俸は250万ユーロ(約4億円)。健全経営で結果を残してきたバイエルンにとっては、まさにうってつけのタレントと言えるかもしれない。
ただしレアル・マドリードが実質的に50パーセントの権利を有しており、移籍金が6000万ユーロ(98億円)と高額である。しかも23歳のレフティは2029年6月までの長期契約を結んでいるため、レアル・ソシエダも簡単に手放す考えはない。
しかもオリーズを補強したばかりである。そもそも久保が、強豪クラブが限定的なドイツでのプレーを望んでいるかどうかも読めないところではある(過去にアリアンツ・アレーナではプレーしたいとは語っていたことがある)。
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もちろん、何よりバイエルンはクラブの規模ではレアル・ソシエダを大きく上回る世界をマーケットにしたメガクラブである。UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを狙うという野望も合致するはず。いくつか条件が揃えば……現実味のある話か。