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ゴレツカ復活2ゴール! バイエルンがヴォルフスブルクに勝ち首位キープ。次戦は上田綺世復活のCLフェイエノールト戦

ゴレツカが2ゴール!(C)Midori Ikenouchi

ザネ&オリーズの共存策も結実。

[ブンデスリーガ 18節]バイエルン 3-2 VfLヴォルフスブルク/2025年1月18日/アリアンツ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ18節、バイエルン・ミュンヘンが3-2でVfLヴォルフスブルクに勝利を収めた。板倉滉の所属するボルシア・メンヒェングラードバッに勝利を収めた2位バイエル・レバークーゼンと4ポイント差でのリーグ首位をキープしている

 21分、バイエルンはヨシュカ・キミッヒのパスを受けたレオン・ゴレツカが持ち味を発揮。ドリブルからの強烈かつ正確なシュートをサイドネットに突き刺して先制点をもたらす

 しかし、その4分後、3人に囲まれたヴォルフスブルクのヤニック・ゲルハルトのパスから、モハメド・エル=アミーン・アムーラに決められて1-1に。

 39分、右MFに入ったレロイ・ザネからトップ下に起用されたミカエル・オリーズにパス。オリーズは約18メートルのシュートを突き刺した。

 アディショナルタイムにキミッヒがヘッダーで3点目を決めたかと思われ、歓びに沸いたアリアンツ・アレーナだったが……。VARでキミッヒのハンドのファウルが確認されて取り消しとなった。

 後半は何度もバイエルンがチャンスを得るものの、なかなか得点につなげられない。

 それでも62分、オリーズのフリーキックを、ケガからの完全復活を印象付けるようにゴレツカがヘディングで合わせ、この日自身2点目! バイエルンの3点目を飾った。

 88分に1点を返されて、さらに猛攻を受けたバイエルンだったが、ホームの熱烈な声援の後押しを受けるなか、3-2で逃げ切ってみせた。
 
 ヴォルフスブルグのラルフ・ヒューゼンヒュットル監督は試合後の記者会見で「可能な限りバイエルンへプレッシャーを与え続けようと試み、さらに得点を狙ったものの、そこまでは力不足でした」と悔しそうに語ったが、強豪バイエルンから2得点を決めたことに手応えは得ていた。

 一方、バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は「この試合は容易ではないことは試合前から想定していました。ヴォルフスブルクは非常に良いゲーム展開を繰り広げていただけに、バイエルンを脅かす存在でした」と語っている。

 バイエルンのサッカー日本代表DF伊藤洋輝はリハビリ中で欠場している。

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 バイエルンはこのあと1月22日、オランダのスタディオン・フェイエノールトで、サッカー日本代表FW上田綺世が戦列復帰したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズのフェイエノールト・ロッテルダム戦に臨む。

photo and text by Midori Ikenouchi