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【浦和】ダニーロ・ボサの加入、なぜ発表されない!? ブラジルでのラストマッチに出場

ジュベントゥージのダニーロ・ボサ。(Photo by Ricardo Moreira/Getty Images)

「『入りたいか?』と聞かれたので…」

 J1リーグの浦和レッズが冬の移籍マーケットで、ブラジル1部(セリエA)ECジュベントゥージに所属するDFダニーロ・ボサ(Danilo Boza)の獲得が決定的となっている。すでにちょうど10日前から”加入濃厚”と報じられてきたが、24日に開催された2025年最初となるカンピオナート・ガウショのジュベントゥージ対イピランガFCのホーム第1戦(〇2-0)、82分から途中出場した。これがラストマッチになり、ボサは試合後にサポーターとクラブに感謝を伝えた。

『グローボ』によると、ダニーロ・ボサは試合後「ジャコーニ(エスタジオ・アウフレッド・ジャコーニ)で最後にプレーし、勝てて良い気分です。(メンバーに)入るつもりはなかったものの、監督から『入りたいか?』と聞かれました。私は常にジュベントゥージを助けたいと思っており、この試合でプレーできたのは重要で、私に扉を開いてくれたクラブに心から感謝したかったです。私はジュベントゥージで大きく成長できました」と語っている。

「タイトルは獲得できませんでしたが、全てのファンがここに来てからの私の献身的な姿勢を認めてくれました。最も記憶に残っているのは、コパ・ド・ブラジルのジャコーニでのコリンチャンス戦。そこで決めたのは最も美しいゴールの一つでした」

 そのようにボサは感謝を伝え、試合後には出場試合数「113」の入ったユニフォームも贈られたそうだ。間もなく浦和加入が発表されることになる。

 移籍金は150万ドル(約2億3000万円)で、ジュベントゥージと所属元だったミラソウFCで折半される。ジュベントゥージにとっては過去最高額のディールになるということだ。

 ダニーロ・ボサは1998年5月6日生まれの26歳、身長185センチのセンターバック。2024シーズンはミラソウFCからの期限付き移籍で、リーグ32試合・3得点・1アシスト、公式戦通算49試合・4得点・1アシストを記録している。

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 浦和は2月15日のアウェーでのヴィッセル神戸戦で開幕を迎え、そこから敵地で3連戦に臨む。そして3月2日の柏レイソル戦で、埼玉スタジアムとのホーム初陣に臨む。