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久保建英が負傷、ソシエダ監督「大きなダメージを負った」。枠を使い切り交代できず…

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

週末のアウェーでのベティス戦は微妙か。

[EL NP第1戦] ミッティラン 1-2 レアル・ソシエダ/2025年2月14日(現地13日)/MCHアリーナ

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)ノックアウトステージ・プレーオフ(NP)第1戦、スペイン1部レアル・ソシエダがサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)のゴールなどで、デンマーク1部FCミッティランに2-1の勝利を収めた。

 ベスト16進出を懸けた一戦、レアル・ソシエダは11分、ブライス・メンデスのPKで幸先良く先制。さらに31分、久保が右サイドからカットインし、ミドルレンジから強烈な一撃を叩き込んでみせた。そのあと1点を返されたものの、レアル・ソシエダが2ー1で逃げ切った。

 しかし久保は試合終盤、足を痛そうにしながらもプレーを続行。加えて相手の接触を受けるなど最後まで苦しんだ。交代枠を使い切っていたため、最後までピッチに立ち続けた。

 レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合後の記者会見で、「タケはゴールのみならず、ブライス(メンデス)とともに守備の貢献にも満足しています」と評価。ピッチコンディションが劣悪だったため、より高い位置でボールを収めて自陣にボールを放り込まれると危険だったため、高い位置で起点を作りたかったという。そのため久保が重宝したという。

 ただし指揮官は「(ジョン)パチェコをまず交代させなければいけませんでしたが、久保は大きなダメージを負ってしまいました。疲労も蓄積しています」と語っている。どうやらこれから詳しくチェックすることになりそうだ。

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 日本時間2月17日5時からのアウェーでのラ・リーガ レアル・ベティス戦の出場は微妙か。このミッティランとの第2戦は日本時間21日5時からレアレ・アレーナで行われる。