【移籍】ガンバ大阪が“大型FW”デニス・ヒュメットの獲得決定的「間もなく出発へ」。移籍金は出来高込みで…
デニス・ヒュメット (Photo by Michael Campanella/Getty Images)
スウェーデン出身、元U-21トルコ代表のストライカー。昨季リーグ14得点を記録。
J1リーグのガンバ大阪が獲得を目指していたスウェーデン1部ユールゴーデンIFに所属するスウェーデン出身のトルコ国籍も持つFWデニス・ヒュメット(Deniz Hummet)が2月17日、両クラブ契約合意に至り「間もなく出発する」と現地で報じられた。
スウェーデンメディア『エクスプレッセン』は、ヒュメットは2年半の契約を締結し、移籍金などユールゴーデンの収益はボーナス(出来高、オプション)を含めて2500万スウェーデンクローナ(約3億5000万円)になるということだ。
ヒュメットは日本時間2月17日に行われたスウェーデンカップのサンドビケンIF戦に先発出場し、1-0で迎えた58分に惜別のラストゴールを奪取! 2-0の勝利を置き土産に、「これが最後の試合となった」と伝えられている。
移籍金など固定費は2300万クローナ(約3億2000万円)で、条件を満たせば出来高200万クローナが追加で支払われるということだ。
当初、G大阪は1300万クローネ(約1億8000万円)の条件を提示していたが、ユールゴーデンは拒否。クラブからは2500万クローネであれば交渉に応じると伝えられ、再度話し合いが続けられてきたという。
またヒュメットは1月29日、同メディアの移籍に関する直撃取材に対して、「今年29歳になるが、おそらく海外移籍するならば、(現在の契約期間が)あと1回チャンスが残っている可能性はあります」と語っていた。しかし一方で、「私はユールゴーデンのために全力を尽くします。ユールゴーデンが大好きで、このクラブは居心地が良いと感じています。ここでの一瞬一瞬に感謝しており、ユールゴーデンでプレーできることを誇りに思い、幸せに思っています。(移籍先を)必死に探し回っているわけではありません」とも強調していた。
ヒュメットは1996年9月13日生まれ、スウェーデン・マルメ出身の28歳、189センチある大型ストライカー。トルコ国籍を持ち、オリンピック世代にあたるU-21トルコ代表など世代別のトルコ代表でプレーしてきた。
関連記事【移籍】G大阪が大型FWデニス・ヒュメット獲得へ『3.5億円』増額オファー!「交渉は本格化」
スウェーデンリーグでは、2024シーズンにリーグ30試合・14ゴールを記録。ユールゴーデンとは2026年12月まで契約を結んでいた。