【移籍】G大阪が大型FWデニス・ヒュメット獲得へ『3.5億円』増額オファー!「交渉は本格化」
デニス・ヒュメット (Photo by Michael Campanella/Getty Images)
スウェーデン出身、元U-21トルコ代表。本気のガンバ、ほぼ倍額をユールゴーデンへ提示。
J1リーグのガンバ大阪が1月28日までに、スウェーデン1部ユールゴーデンIFのスウェーデン出身でトルコ国籍も持つFWデニス・ヒュメット(Deniz Hummet)の獲得に向けて、改めてオファーを提示した。G大阪の申し出は一度拒否されていたが、今回の条件をスウェーデンのクラブも受け入れ、現地メディアは「交渉が本格化した」と報じた。一気に話がまとまる可能性が出てきた。
ヒュメットは1996年9月13日生まれ、スウェーデン・マルメ出身の28歳。189センチあるストライカーで、トルコ国籍も持ち、オリンピック世代にあたるU-21トルコ代表でもプレーした経験を持つ。日本と同じ通年制である2024シーズン、スウェーデンリーグでリーグで30試合・14ゴールと活躍した。ユールゴーデンとは2026年12月まで契約を結んでいる。
スウェーデンメディア『エクスプレッセン』は1月28日、G大阪から移籍金2500万スウェーデンクローネ(約3億5000万円)の再オファーがあり、「クラブ間の交渉が本格化している」と報じた。先日は1300万スウェーデンクローネ(約1億8500万円)のオファーを拒否していただけに、大きな進展が見られたと言える。
ヒュメットを巡っては、昨年末、中国1部(超級リーグ)天津津門虎足球倶楽部(天津タイガーFC)からのオファーがあったものの、ユールゴーデンはこれを断ったということだ。
スウェーデンカップ初戦まであと1週間に迫り、ユールゴーデンは温暖なグラン・カナリア島でトレーニングキャンプを行っている。ボッセ・アンデルソン・スポーツダイレクターは、適切なオファーがあれば応じる構えも見せていた。
同メディアによると、G大阪は1日でも早く、この移籍を実現させたいと考えていると伝える。
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ユールゴーデンは新シーズンに向けて、まだ二人しか新戦力を獲得できずにいる。むしろ、この移籍金を得られれば選択肢は増えそうで、ヒュメットの意向によっては、交渉が一気にまとまる可能性も出てきた。