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ドニエル・マレン獲得へリバプールが乗り出す、ドルトムントと一騎打ち?日本代表の南野、堂安にも影響か

PSVのドニエル・マレン。(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

クロップがサラーの後継に期待!?

 ドイツメディアの『ビルド』などはこのほど、ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントがオランダ1部PSVアイントホーフェンのオランダ代表FWドニエル・マレンをリストアップしていると報じた。マレンは1年延期されて開催されたEURO2020に参戦中。すでに交渉が行われているとも言われる。

 ドルトムントに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョに移籍の噂があとを絶たず、マンチェスター・ユナイテッドからの関心が常に示されてきた。そのため、ドルトムントはサンチョを失うことをも想定し、22歳のサイドアタッカーの動向を追ってきたということだ。

 そうしたなか『スカイ』は、イングランド・プレミアリーグのリバプールFCも、マレン獲得に乗り出す可能性を報じた。レッズはエジプト代表FWモハメド・サラーに退団する話が出ているためだ。ユルゲン・クロップ監督がマレンをその後継者として欲するのではないか、ということだ。

 マレンは1999年1月19日生まれ、スリナム出身でオランダ国籍を持つ22歳。178センチ・76キロ。アーセナルFCに加入したあと、2018年にPSVへ移籍。2020-21シーズンは、左ウイングを主戦場にオランダ1部32試合・19得点・8ゴール、ヨーロッパリーグ(EL)などを含めると公式戦通算45試合・27得点・10アシストと好成績を収めている。

 PSVは3000万ユーロ(約40億円)の移籍金を設定しているということだ。

 PSV、リバプールが関わってくるとなると、いずれもクラブが保有権を持つPSVの堂安律、リバプールの南野拓実と、いずれも日本代表のアタッカーにも関わってくる案件だ。ポジション的にも大きく影響する。

 マレンに関する本格的な話し合いが始まるのは、EUROのあとだということだ。彼が動くことで(さらにサンチョやサラーのビッグネームも関わってくるが)、玉突き人事も起こりかねないが果たして――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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