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【浦和】スコルジャ監督の記者会見「たくさんのサポーターが来て、ほぼホームゲームのような雰囲気の中でプレーできて感謝しています」。グスタフソンには「ベストパフォーマンスの一つ」と評価

スコルジャ監督 写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

「喜びを最近届けられずにいたので、良かったと思います。ありがとうございます」

[J1 10節] 町田 2-0 浦和/2025年4月13日14:03/国立競技場

 J1リーグ10節、浦和レッズがマリウス・ホイブラーテンと松尾佑介のゴールで、前節終了時点で首位に立っていたFC町田ゼルビアに2-0の勝利を収めた。

 浦和のマチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で、「アウェーで成功できなかった6試合を経て、やっと勝利を収められました。国立という特別な場所で、それを達成できて良かったです」と喜んだ。

「選手たちが戦術的な部分をしっかり理解したうえで個人・チームとしても機能させ、立ち上がりからハードワークし、規律を守り続けてくれました。

 時間帯によっては少し深すぎる時もありましたが、全体として、ゲームコントロールできました。(松尾)ユウスケは今日はストライカーのポジションで先発しました。ランナーであり、スキルもあり、背後のボールを増やした試合でした。とても上手くいった要素でもありました」

 また、守備面でも「相馬(勇紀)へのダイアゴナルのボールを、(石原)ヒロと(金子)拓郎が上手く抑えることができました。攻撃、守備の場面でのセカンドボールの回収が町田戦ではカギでしたが、それをチームとしてできました」「攻撃的に長けるサミュエル(グスタフソン)、(マテウス)サヴィオ、拓郎が5バックを並べ、その前にいる2シャドーにしっかり対応してくれました」と、対策通り遂行できたと頷いた。

「何よりこの素晴らしい国立競技場で、たくさんのサポーターが来てくださり、ほぼホームゲームのような雰囲気の中でプレーできて感謝しています。喜びを最近届けられずにいたので、良かったと思います。ありがとうございます」

 また、この日のサミュエル・グスタフソンについて、「リーグ戦でのベストパフォーマンスの一つだったと思います」と評価。今週の公開練習の際、練習後に30分ほど指揮官と話し合ったのは、「町田戦で先発することを本人に伝え、それを実現するための役割などについて話し合っていました」と明かした。

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 浦和3勝4分3敗と勝点を13に伸ばした。首位のアビスパ福岡とは6ポイント差。

Posted by 塚越始