【浦和】指揮官解任の横浜FM戦へ。スコルジャ監督「アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスを揃えて試す可能性はある」
横浜FM戦に向けて抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA
キスノーボ暫定監督のもと、メンバーが全く読めず。「ビルドアップが得意なチームでもあり、いかに効果的なハイプレスを掛けられるか」
[J1 11節] 浦和 – 横浜FM/2025年4月20日16:00/埼玉スタジアム
J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が4月18日、20日にホームで開催される横浜F・マリノス戦を前にオンラインによる取材に応じて抱負を語った。
この日に横浜FMは、スティーブ・ホーランド監督が解任されて、ヘッドコーチだったパトリック・キスノーボ氏の暫定監督就任が発表された。
思い切った手を打ってくるのではないか――。スコルジャ監督は、この監督交代劇を予言していたかのように、いずれにせよ大胆な策を講じて来ると想定していた。
指揮官は横浜FMへの対策を問われると、次のように語った。
「ACL(AFCアジア・チャンピオンズリーグ・ファイナルステージ)直前の試合で、とても高いモチベーションでプレーしてきます。清水戦は2-0とリードしたところから逆転されました。アウェーの川崎戦もリードしながら、90+10分に追いつかれました。非常に攻撃的でいい内容です。今は結果が伴っていない状況だと思います」
そして最近の試合ではメンバー外にもなっていた、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウスの復帰を示唆していた。
「非常に攻撃のポテンシャルが高い攻撃的なサイドバックがいるチーム。また、重要なACLの試合の前に、エウベル、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウスを揃えてプレーさせることを試す可能性もあります。非常に攻撃的なチームとの対戦となる準備を、私たちはしなければいけません。
ビルドアップが得意なチームでもあり、いかに効果的なハイプレスを掛けられるか。そこにも興味を持っています。そのトレーニングは明日(19日)しか行う時間がありませんが、どこまで効果的に準備できるか考えています」
横浜FMがどのようなメンバーで臨んでくるかは全く読めない。浦和としては、“解任ブースト”のモチベーションを上回り、まだ改善されずにいるほころびを徹底的に突いていけるか。
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両チームともにベンチメンバーも個性的だ。試合終盤にもドラマが待っているか。