【鹿島 1-0 名古屋】鈴木優磨とGKシュミットが好勝負! 知念慶ダイビングヘッド弾、幻のゴールを挽回
鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
神戸戦以来の無失点勝利に。
[J1 12節] 鹿島 1 -0 名古屋/2025年4月25日19:03/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ12節、鹿島アントラーズが知念慶の渾身のダイビングヘッド弾で、名古屋グランパスに1-0の勝利を収めた。鹿島はリーグ戦2連勝。
ホームのカシマスタジアムに戻った鹿島は、アキレス腱断裂の重傷を負った師岡柊生に代わり田川亨介がリーグ戦今季初のスタメン出場を果たす。一方、レオ・セアラ、樋口雄太が前節に続きメンバー外に。
両チームともに攻守の切り替えが激しい一戦になる。前半は名古屋ペースで試合が進んだ。
しかしスコアレスで折り返すと、強度と運動量の落ちた名古屋に対し、鹿島はチャヴリッチの縦への仕掛け、知念の推進力が効いて、次第にホームチームが主導権を握る。前半はシュートわずか1本だったが、逆に後半は約15分間で7本を放つ。
そのなかで、54分、荒木遼太郎のフリーキックを植田直通がジャンプヘッドで落とすと、知念がダイビングヘッドで叩き込み、ゴールネットを揺らした。
また65分には、コーナーキックから、鈴木優磨がドンピシャヘッド! これをカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表GKシュミット・ダニエルが指先で弾いてポストにボールを当ててしのぐ。さらに詰めたチャヴリッチの決定的なヘッドも、態勢をすぐ立て直してセーブし防いでみせた。
そのあと中山克広、原輝綺を投入した名古屋もカウンターからチャンスを作っていった。しかし鹿島が1-0で逃げ切ってみせた。
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鹿島は公式戦4連敗のあと、リーグ2連勝。3月29日のヴィッセル神戸戦以来となる無失点勝利を収めた。