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クリスチアーノ・ロナウド&マネは準備万端。「タイトル獲得に絶対の自信」アル・ナスルのピオリ監督が横浜F・マリノス戦へ抱負│ACLエリート準々決勝

アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド。写真:ロイター/アフロ

横浜FMのキスノーボ暫定監督「一朝一夕ではなく。少しずつ変化」。

[ACLE 準々決勝]  横浜FM – アル・ナスル/2025年4月26日(現地25日)/プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート準々決勝、J1リーグの横浜F・マリノスが日本時間4月26日28時30分(27日4時30分)から、サウジアラビア1部アル・ヒラルと対戦する。

 J1リーグでは目下最下位ながらリーグステージでは東地区を首位で突破した横浜FMは、この大会を前にスティーブ・ホーランド監督を解任。オーストラリア人のパトリック・キスノーボ・ヘッドコーチが暫定監督となって、このACLファイナルステージに臨む。

 アル・ナスルは直近の国内リーグのアウェーゲームで、クリスチアーノ・ロナウドを遠征に帯同させず。サディオ・マネも出場停止によりパスし、いずれも休養を取る形で、この一戦に向けて準備万端だ。ステファノ・ピオリ監督は試合前日の記者会見で、「横浜がリーグでどの順位にいるかは関係ありません。日本のチームは技術的に優れていて、準備万端で臨まなければ痛めつけられる可能性もあります」と警戒している。

「この大会で明らかに優勝候補と言えるチームはなく、それがこの大会の素晴らしいところです」

 ピオリ監督は「試合に向けて完璧な準備をしてきたので、タイトル獲得に絶対の自信を持っています。ファンの皆様への約束は、常に全力を尽くして勝利を収めることです」と必勝を期している。

 一方、横浜FMのキスノーボ暫定監督は劇的ではなく、少しずつ変化させていくと強調している。

「クラブにこれほど劇的な変化をもたらした要因はひとつではありません。いくつかの試合結果を見れば、接戦であり僅差でした。これらの試合で運が味方してくれていたら、もっといい位置につけていたと思います。一朝一夕にはいきません。まずトレーニングのやり方や試合の組み立て方を変えていきます。選手たちは素晴らしく、やる気にあふれています。明日の試合に向けて、自分たちに何ができるかに集中しています」

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 キスノーボ氏はそのように足元から固め直すことを強調している。とはいえ、横浜FMに関わる全ての人たちの様々なあらゆる感情を集結させてぶつける――必勝を期す一戦にしたい!