【鹿島-川崎】鈴木優磨キラーパスなど2アシスト、田川亨介が左足を振り抜く逆転弾! 6連勝で首位キープ
鹿島の田川亨介。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
佐々木旭が先制も、舩橋佑の鹿島初ゴールで追い付き――。
[J1 16節] 鹿島 2-1 川崎/2025年5月11日13:10/国立競技場
J1リーグ16節、鹿島アントラーズが舩橋佑と田川亨介のゴールで、川崎フロンターレとの国立決戦で逆転勝利を収めて、首位の座をキープした。鈴木優磨は2アシストの活躍。
立ち上がりはアウェーの川崎が主導権を握る。敵陣で試合を進め、早々の7分、流れに乗るとコーナーキックに佐々木旭がヘッドで叩合わせ、川崎に先制点をもたらす。
その後も川崎ペースで試合が進む。それでも耐えてチャンスを探った鹿島は、45+1分、GK早川友基からのビルドアップで舩橋佑が持ち上がる。そこからゴール前のクロスボールを鈴木が折り返すと、リターンを受けた舩橋が左足で見事に決める。鹿島での初ゴールが国立で決まり、同点で折り返した。
前半を1-1で折り返すと、後半はAFCアジア・チャンピオンズリーグI(ACL)エリートを終えたあとの初戦となる川崎がややパワーダウン。一方、ハーフタイムを挟んで松村唯太と知念慶を投入した鹿島は、鈴木を4-2-3-1の左MFからトップ下にして、中央の強度をより高めて攻撃を強める。62分には足のつったレオ・セアラが退き、田川が投入される。
すると65分、鈴木のキラーパスから抜け出した田川が左足を振り抜き逆転! 鹿島が逆転に成功した。
川崎も家長昭博、山田新、橘田健人ら攻撃的なタレントが投入される。10分間のアディショナルタイムには、山田のボレーがクロスバーを叩くシーンも――。
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最後まで耐えた鹿島が6連勝で首位をしっかりキープした。一方、川崎はACLエリートを挟んでJ1リーグ6試合勝利なし。