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ジーコ が日本代表MF旗手怜央をセリエAに推薦「特にウディネーゼは合っている」

旗手怜央 写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA

「オニキと話したのだが――」

 J1リーグ 鹿島アントラーズのクラブアドバイザーであるジーコ(ZICO)がこのほど、『サンデー・ポスト』の取材に応じて、スコットランドリーグ1部セルティックFCの日本代表MF旗手怜央(Reo HATATE)はイタリア・セリエAがふさわしく、自身もプレーした「ウディネーゼが合っている」と推奨した。

 5月18日に報じた『デイリー・レコード』によると、リーグ4連覇を達成したセルティックだが、旗手はこのほど行われた優勝祝賀会で松葉杖をついて現われた。そのため、24日のスコティッシュカップ決勝への出場は見送られそうだという。

 そして、27歳の日本代表ミッドフィルダーについて、ジーコが『サンデー・ポスト』で語った言葉がピックアップされている。

 ジーコはインタビューで「川崎フロンターレで指揮を執っていた鬼木徹(現・鹿島監督)と話したのだが、彼(旗手)は勝利へのメンタリティを持ち、強さとスピードを備えているという。実際、キャリアの中ですでに多くの勝利を収めている。中盤のあらゆるポジションを高いレベルでプレーできる優秀な選手だと聞いたよ」と、旗手の成長ぶりをよく知る一人である鬼木監督の評価について語る。

 するとジーコは「どんな状況でも対応できて、彼は非常に上手くやれるだろう。イタリアのセリエA、特にウディネーゼのようなチームが合い、上手く適応していくための時間も掛けられると思う」と、なんと自身もプレーした古巣に推薦している。

 森保一監督のもと、日本代表では11試合に出場。セルテックとは2028年6月まで契約を結んでいる。

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 さすがにジーコが言及したとなると、ウディネーゼ・カルチョの強化担当も旗手をリサーチしそうだ。もしかすると今夏にも……!?