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【名古屋 2-1 浦和】永井謙佑、待望今季初ゴールが決勝点に。渡邊凌磨が先制弾もPK献上

名古屋の永井謙佑。写真:岩崎 柊

後半立ち上がり、スコルジャ采配が的中したが――。

[J1 18節] 名古屋 2–1 浦和/2025年5月24日17:33/豊田スタジアム

 J1リーグ18節、名古屋グランパスが稲垣祥と永井謙佑のゴールで、浦和レッズに2-1の逆転勝利を収めた。名古屋は5月2勝3分と無敗をキープ。浦和はリーグ4試合ぶりの黒星に。

 浦和は水曜日のナイトゲームから中2日でのアウェー連戦という厳しい日程に。すると中6日とインターバル十分な名古屋が優位に試合を進める。

 前半のシュート数は名古屋16本(枠内9本)、浦和1本(枠内1本)。浦和のシュート期待値はわずか0.05だった。

 それでも先制したのはアウェーチームだ。マチェイ・スコルジャ監督は後半開始から3人を替え前線をレギュラー組である松尾佑介、マテウス・サヴィオ、金子拓郎、渡邊凌磨の4人にする。すると51分、右MFの金子のクロスに、左MFにポジションを取っていた渡邊が中央に飛び込んでヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 しかし、明らかにコンディションで上回る名古屋がここから再び攻勢に立つ。永井謙佑と山岸祐也が投入されると、前線を一段と活性化させる。

 そして83分、永井のクロスから渡邊がヒザで相手を倒すという不必要なファウルでPKを献上。これを稲垣が決めて1-1に。

 明らかに疲労の色が見える浦和に対し、ホームチームは猛ラッシュを仕掛ける。そして90+3分、抜け出した永井の今季初ゴールで、名古屋が2-1と逆転した。

 ホームのグランパスは今季初の逆転勝利を収めた。

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 浦和は勝点30で暫定4位。一方、名古屋は勝点20に伸ばして、暫定15位に浮上した。