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【移籍】ヴィルツがリバプールと口頭合意「スロット監督に会い感銘」。バイエルンは三笘薫 or レオンへ方向転換

レバークーゼンのヴィルツ。写真:ロイター/アフロ

これからクラブ間の交渉へ。

 リバプールがヴィルツ獲得で個人合意――。その動向を巡り様々な噂が浮上していたドイツ・ブンデスリーガ1部バイエル・レバークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(Florian Wirtz)だが、イングランド・プレミアリーグのリバプールFC行きへと一気に傾いた。

『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルグ氏(@Plettigoal )は5月24日、23日までにヴィルツ本人がリバプールのアルネ・スロット監督と面談し、クラブと指揮官のビジョンに感銘を受けて、口頭合意に達したと報じた。一方、これまで事実上の合意に達していたバイエルンには、「断りを申し出た」ということだ。

 リバプールがこれからオファーを提示。クラブ間の交渉はこれからになるという。ただ、そこで頓挫する可能性は低い。

 これまでリバプールは、ヴィルツがプレミアリーグへの移籍を希望する場合にはオファーを準備しているというスタンスだった。マンチェスター・シティが早い段階で撤退したなか、ヴィルツはバイエルンのヴァンサン・コンパニ監督、さらにスロット監督とも面談。ヴィルツはスロット監督とリバプールのビジョンに賛同し、個人合意に達したということだ。

 21歳のヴィルツは、ジェレミー・フリンポンとともにリバプールに加わることになる予定だ。

 破談となったバイエルンは「左ウイング」を補強ポイントにして、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本代表FW三笘薫、またはACミランのポルトガル代表FWラファエル・レオンの獲得を目指すことになるという。ただし、キングスレイ・コマン、レロイ・ザネの移籍が決まった場合には(残留の可能性も出ている)^――という条件付きとなっている。

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 バイエルンの首脳陣はヴィルツの親とも関係を深め、移籍を確実なものとしてきた。しかしそんな周囲の喧騒とは関係なく、ヴィルツ本人が今回、大きな決断を下したようだ。