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【移籍】ハンブルク、ボルシアMGがFW町野修斗の獲得へ「交渉を開始」。W杯アジア予選に臨む日本代表メンバーにも選出

町野修斗。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ブンデスリーガ1部初挑戦で二桁ゴールを達成。キールは2部降格。

 ドイツ・ブンデスリーガ ホルシュタイン・キールの町野修斗(Shuto MACHINO)が今夏の移籍マーケットで注目株となりそうだ。新シーズンの1部リーグ復帰を決めた名門ハンブルガーSV、さらに板倉滉の所属するボルシア・メンヒェングラートバッハが獲得に乗り出している。ボルシアMGとは具体的な交渉をスタートさせたという。

 キールでの2シーズン目、昨季は1部昇格に貢献し、今季は初めて欧州5大リーグの一つであるドイツトップリーグに挑戦。下位に低迷するチームの中で気を吐いた町野は、リーグ32試合・11得点・2アシストを記録。チームは2部降格の憂き目にあったなか、『二桁ゴール』を達成したカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表でもあるストライカーに熱視線が注がれている。

『スカイ』のフロリアン・フレッテンベルグ氏は5月25日、自身のエックス(@Plettigoal))で、町野の獲得に向けてボルシアMGが「交渉を開始した」とレポートしている。

「ボルシア・メンヒェングラートバッハは、シュウト・マチノを巡り、具体的な交渉をスタートさせた。ただし、攻撃的ポジションは、他の選手の獲得も検討している。25歳のストライカーには、ハンブルガーSVも興味を持っている」

 湘南ベルマーレから2年前の2023年7月に移籍したキールとは、2027年6月まで契約を結んでいる。キールは移籍金500万ユーロ(約8億1000万円)から600万ユーロ(約9億7000万円)を希望しているそうだ。

 あるいは2部降格時の移籍に関するオプションが付帯されている可能性もある。

 町野はこのあと、すでに出場権を獲得している北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の6月シリーズに臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバーに選ばれている。