【浦和】スコルジャ監督が記者会見でレアル加入決定の17歳神童マスタントゥオーノを警戒「Jリーグで常に対戦していないタイプ」。クラブW杯 いよいよ6/18リーベル戦
リーベル戦に向けた記者会見に臨んだ浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA
「ワンタッチ・ツータッチでのとてもクイックリーなプレーを好み、機動力に長ける」
[米国クラブW杯 E組 GS1節] 浦和 – リーベル/2025年6月18日4:00(現地17日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)
J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督(Maciej Skorza)が現地6月16日、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)初戦のアルゼンチン1部リーベル・プレート戦に向けた公式記者会見に臨み、レアル・マドリードへの加入が決定したリーベルの17歳神童フランコ・マスタントゥオーノ(Franco Mastantuono)を警戒する一人に挙げた。
セットプレーが攻守両面でポイントになるのではないかという問いに、リーベルの17歳フランコ・マスタントゥオーノの名前を挙げて、「とてもスキルフル。Jリーグでは常に対戦しているタイプではない」と警戒した。
マスタントゥオーノは16歳5か月24日で衝撃の直接フリーキック弾を決め、これがリーベルのクラブ最年少ゴール記録になっている。
スコルジャ監督は次のように語った。
「(セットプレーについて)初戦ではとても重要であり、スタッフと選手にとって大きな挑戦になります。マスタントゥオーノはとてもスキルフルな選手であり、Jリーグで常に対戦しているようなタイプではありません。ディフェンスはチームワークがより求められ、最終ラインのマネジメントも重要です」
アルゼンチン代表にも初招集され、先日のチリ代表戦でデビューを果たした。そして18歳になる8月14日からレアル・マドリードと6年契約を結ぶことが決まり、この大会がリーベルでプレーする最後の機会になる。
その“マスタントゥオーノ対策について問われた指揮官は次のように語った。
「アルゼンチンの特徴的な選手と言いますか、ワンタッチ・ツータッチでのとてもクイックリーなプレーを好み、機動力に長け、ペナルティボックスの中でのボールコントロールに長けていると思います。マスタントゥオーノのみならずストライカーを警戒しなければいけませんが、2列目からの飛び出しのタイミングにも警戒しなければいけません」
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いま世界で最も注目を集めるスーパースター候補の一人。浦和がこの神童を封じることで勝機を見出す。