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【浦和 0-1 清水】中村慶太が90+3分弾!J1残留へ大きな勝点3、終わってみればエスパルスペース

浦和の小泉佳穂。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

浦和はパスをつなぐものの破壊力なく、リーグ戦でのACL出場権獲得の可能性なくす。

[J1 37節] 浦和 0-1 清水/2021年11月27日14:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ37節、浦和レッズ対清水エスパルス戦、清水が90+3分の中村慶太のゴールで勝利を収め、J1残留へ大きな勝点3を獲得した。一方、浦和はボール保持率では70パーセントを記録したが、枠内シュートは1本のみ。リーグ戦でのACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権を逃した。

 試合はゼロトップシステムの浦和がボールを保持するものの、ファイナルサードではまたもゴールから逃げるようなプレーを続け、迫力を生み出せない。また、カウンターに持ち込もうとしたところで、そこもハマらなかった。結局、決定機を作れなかった。

 一方、ゴール前を徹底的に固める清水は、何度かセットプレーなどから決定機を作り出す。そして相手が前掛かってきたところ、90+3分、中村慶太のゴールで勝利をもたらした。終わってみれば、清水の狙っていたとおりの展開となった。

 徳島ヴォルティスが勝利を収めたため、清水はJ1残留を確定できず。最終節は3ポイント差にある清水、湘南、徳島の3チームが最後の残留1枠を争うことになる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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