×

【クラブW杯】4強フルミネンセ賞金「88億円」ゲット。5試合で、ブラジル1部の年間売上12クラブを上回る

フルミネンセがアル・ヒラルを下してクラブW杯ベスト4進出! (Photo by Julio Aguilar - FIFA/FIFA via Getty Images)

1年間のほぼ倍額を獲得する。

[クラブW杯 準々決勝]フルミネンセ 2-1 アル・ヒラル/2025年7月5日/キャンピング・ワールド・スタジアム(オーランド)

 アメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)準々決勝、ブラジル1部(セリエA)フルミネンセFCがサウジアラビア1部のアル・ヒラルに2-1の勝利を収めて、ベスト4進出を決めた。

 40分にセットプレーの流れから、相手の集中が一瞬途切れたところを見逃さず、フルミネンセのマテウス・マルティネッリが決めて先制に成功する。

 そこから挽回したアル・ヒラルは51分、今大会絶好調のマルコスのゴールで追い付く。

 それでも試合の主導権を握っていたのはフルミネンセだ。現在ブラジルではセリエA・6位の名門はチアゴ・シウバを中心に統率のとれた攻撃を展開。70分、ハイプレスからボールを奪うとエルクレスが決めて、再び2-1と勝ち越し。そのまま逃げ切ってみせた。

 これでフルミネンセの獲得した今大会の賞金は6080万ドルに達した。日本円に換算すると約88億円だ。

 ブラジルメディアによると、これはフルミネンセの年間売上の8割にあたる額という(年間売上はJ1リーグトップの浦和レッズと近い)。準決勝進出を踏まえると、ほぼ倍額を獲得したことになる。

 この5試合で得た88億円で、ブラジル・セリエAの20クラブのうち、12クラブの年間売上を越えたということだ。

 今大会はグループステージ突破、さらに準々決勝からは一気に勝利による賞金がアップする。

関連記事>>【浦和】ローズボウルの衝撃。0-4完敗、無回転ワールドクラス弾からモンテレイに飲み込まれ9分間で3失点│クラブW杯3戦全敗 現地取材

 ちなみにグループステージ全敗に終わった浦和の獲得賞金は960万ドルで、約14億円だった。