【浦和】怒涛の新加入ラッシュ、締めは西大伍「相手チームにいながら感動を覚え、熱くさせてもらいました」
浦和レッズのエンブレムと西大伍。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
神戸へ「好きな街がまた一つ増えました。2年間ありがとうございました」。
J1リーグ浦和レッズは12月28日、ヴィッセル神戸のDF西大伍(NISHI Daigo)を完全移籍で獲得することで合意したと発表した。
西は1987年8月28日生まれ、北海道出身、33歳。178センチ・74キロ。
これまでのキャリアは、コンサドーレ札幌U-15 ― 札幌U-18 ― 札幌 ― アルビレックス新潟 ― 札幌 ― 鹿島アントラーズ ― ヴィッセル神戸 ― 浦和。今シーズンはJ1リーグ26試合・1得点・5アシスト、ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)6試合・1得点・1アシスト。
西は浦和のサポーターに向けて、「今まで相手チームにいながらも感動を覚え、熱くさせてもらいました。そんな声援を受けられよう、まだまだ成長を続けます。共に闘えることを楽しみにしています」とコメントしている。
一方、神戸のサポーターには次のように感謝している。
「さらなる成長を求めて移籍します。応援してくれた皆さまのおかげで、楽しかったです。好きな街がまた一つ増えました。2年間ありがとうございました」
課題であった右サイドバックでの起用が見込まれるほか、ボランチでのプレーにも意欲を見せる。柏木陽介らとも親交があり、そのあたりがチーム作りにもどのように影響するか。
チームカラーが「赤」が続いているのも興味深い。若手主体で成長を促すという方針が示されるなか、右サイドに関して、クラブは実力者を必要とした。鹿島、神戸といずれもタイトルをもたらしてきたセンスの塊――。大きな補強となった。
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[文:サカノワ編集グループ]