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【香港戦 通信簿│採点】相馬勇紀とジャーメイン良に最高点「5」。垣田裕暉ら高評価も、及第点以下は2人│サッカー日本代表 東アジアE-1選手権

【最優秀選手】ジャーメイン良(日本代表)

途中出場組は及第点「3」を上回れず。

[東アジア選手権 第1戦] 日本代表 6–1 香港代表/2025年7月8日19:24/龍仁ミルスタジアム(韓国)

 東アジアE-1選手権・第1戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が6-1で香港代表に勝利を収め、白星スタートを切った。

 国内(J1リーグ)組のみとはいえ、FIFAランキングは日本15位(アジア1位)、香港153位(同28位)。選手層の差があるなか、日本がジャーメイン良の4得点などで大勝を収めた。

 この試合の通信簿・採点は次の通り。

◎日本代表 通信簿(採点)
ポジション 背番号 選手名 採点(評価)
寸評

※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上

【先発出場】
GK 23 ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾 3
19歳での日本代表 最年少ゴールキーパーデビュー。被枠内シュートは2本。1失点はミスではないものの、与えてはいけなかった。

DF 3 荒木隼人 2
コーナーキックからの失点は、明らかに油断してしまった。W杯への日本代表逆転選出へ、今後に生かしたい。

DF 4 古賀太陽 3
持ち運びからもビルドアップの起点になる。相馬の高い位置でのプレーを可能にした。

DF 16 安藤智哉 4
冨安健洋を彷彿させるアグレッシブさが光る。幻のゴールも。

MF 6 川辺駿 4(▼63分)
高い位置からプレスをかけ、意識のトランジションの展開も速かった。

MF 15 稲垣祥 4
中盤の壁となって、豪快なミドルも叩き込む。

MF 24 久保藤次郎 3(▼63分)
ラインブレイクから相手を後ろ向きにし、プレッシャーを与えた。鋭いグラウンダーのクロスからジャーメインの4点目をアシスト。

MF 7 相馬勇紀 5
初めて顔を合わせるメンバーが多いなか、よく周囲の特長を引き出していた。ジャーメインの最初の2ゴールをアシスト。

MF 9 宮代大聖  3(▼77分)
ノーゴールには終わったがそのセンスが光る。“和製スアレス”本来の獰猛さをもっと出しても良さそう。

MF 13 ジャーメイン良 5(▼HT)【最優秀選手】
4ゴールは流石。しかも、ボレー、ヘッド、両足といずれも異なる形からことごとく決めた。

FW 19 垣田裕暉 4(▼HT)
ジャーメインの3点目をアシスト。よく起点になり、プレスも怠らず、前線で相手DF3人を引き連れていた。韓国戦でこそ結果を残したい。

【交代出場】
FW 18 山田新 2(△HT)
背後やスペースを突く動きで、垣田とは異なる変化を加えた。ただ、周囲と上手く息が合わず、ゴール前で違いを見せられなかった。

MF 26 中村草太 3(△HT)
ラストプレーで強引にも代表初ゴール。ただ、このレベルで不要なファウルがやや目立ったのは気になる。

MF 14 大関友翔 3(△63分)
中盤に運動量をもたらして、試合終盤、もう一度攻撃を活性化させた。中村草の決定機を引き出したラストパスは絶品だった。

MF 21 佐藤龍之介 3(△63分)
プレスを怠らないなど献身性が光るが、求められているのはゴールに関わるプレーだ。

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DF 2 望月ヘンリー海輝 ―(△77分)
投入後に4バックへ移行。クロスを繰り返し放ちチャンスを作り出した。