【サッカー日本代表】「朗報!」伊藤洋輝がランニング再開、バイエルン練習施設で
バイエルンの伊藤洋輝。(C)Midori Ikenouchi
W杯予選3月シリーズを経て、ブンデスリーガのSt.パウリ戦で負傷。
ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンに所属するサッカー日本代表DF伊藤洋輝(Hiroki ITO)が7月22日、バイエルンのトレーニング施設であるベーゼナーでランニングを再開した。
伊藤は北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した日本代表の3月シリーズ2試合に先発フル出場したあと、ドイツに戻った最初の試合でシーズン前に負った中足骨を再び骨折。その後、手術を受けてリハビリに努めてきた。
結局、伊藤はシーズン終盤のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)を含めた勝負どころでの戦い、リーグ制覇の瞬間、アメリカのクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)、そしてクラブのアイコンだったトーマス・ミュラーと共闘するラストチャンスを逸してしまった。
そうしたなか、バイエルンを取材するビクター・カタリナ氏は7月22日、エックス(アカウントは @vcatalina96)で「朗報です」として、「ヒロキ・イトウが骨折してしまった3月のザンクト・パウリ戦以来、初めてランニングを再開させました」とレポートした。
2022年カタール・ワールドカップ(W杯)にも主力として出場しているディフェンダーが、戦列復帰に向けた最初の段階へ踏み出すことに成功したことが伝えられている。
伊藤は昨年7月に最初に骨折した際、9月からランニングを再開。そこから何度か離脱を繰り返し、11月に手術を受けた。その後、伊藤は年明け2月に復帰を果たし、バイエルンでのデビュー、ホーム初陣でのゴールなど記録。リーグ6試合に出場して、リーグ制覇に貢献している。
今回は約4か月を経てランニングをスタートさせた。ここから順調に回復できるか。
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バイエルンのテーマでもある守備陣の選手層アップ、そしてW杯制覇へ本気で挑もうとしている日本代表にとってもキーマンになってくる。