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【移籍】日本代表の堂安律がフランクフルトと「口頭合意」。クラブ間交渉も詰めの段階、移籍金は…

堂安律 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

新シーズンのCL出場権を獲得、長谷部誠、鎌田大地に続く日本人選手になるか。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが7月28日までに、SCフライブルクに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF堂安律(Ritsu DOAN)と「口頭合意」に至ったという。クラブ間の交渉に突入していて、フライブルクは移籍金2000万ユーロ(約34億5000万円)以上を希望しているそうだ。

『スカイ』は同日、堂安とフランクフルトとの間で「口頭合意が成立し、2030年までの複数年契約になる可能性がある」と伝えた。そしてクラブ間交渉では、「フライブルクは移籍金として2000万ユーロ+ボーナス(出来高)を欲している」そうだ。この数日で、より具体的に話し合って、条件を詰めていく予定であるということだ。

 これまでドイツメディアでは、フランクフルトが昨季終盤から堂安の獲得を検討していると報じられてきた。日本人選手の長谷部誠や鎌田大地が活躍してきたクラブは新シーズン、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得ており、日本代表で『10番』をつけてきたレフティにとっても、キャリア初のCLの舞台に立てるチャンスに。

 地元メディアは、最近は話し合いが行われていないともレポートしていた。が、ウーゴ・エキティケのリバプールFCへの完全移籍を実現させたことで改めてアクティブ化し、(ポジションは異なるものの)前線の新たな核として、堂安を迎え入れようとしていることが窺える。

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 堂安は2024-25シーズン、ブンデスリーガ34試合・10得点・7アシストと二桁ゴールを記録。フライブルクとは2027年6月まで、あと2シーズン契約を残していた。