×

【浦和】小森飛絢のケガ、スコルジャ監督「最悪の場合は4週から6週と考えられたが、そこまで悪くない」

浦和の小森飛絢。写真:原田裕介/Photo by Yusuke HARADA

柏戦に向けて、渡邊凌磨か小森の「どちらかが間に合えばと希望を持って準備」。

[J1 27節] 柏 – 浦和/2025年8月22日19:00/三協フロンテア柏スタジアム

 J1リーグ 浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が8月20日、オンラインの取材に応じて、2日後のアウェーでの柏レイソル戦に向けて抱負を語った。

 浦和は最近公式戦3連勝中で、リーグ戦は残り12試合。首位の京都サンガF.C.と4ポイント差に迫って、この柏との重要な一戦に臨む。

 スコルジャ監督は「非常に独特な状況です。シーズンのこの時期にこれだけのチームがひしめいているのは珍しく、競争力が高く拮抗していると言えます。この7チームには1試合1試合が大事で、メンタルも重要になります。そうなると、(これまでも上位で戦ってきた経験のある)神戸や広島にとって優位な状況にはあると思います」と語る。そのうえで「残りの道がどれだけ険しくても、目の前の試合に集中していくことが大切です」と一戦必勝のスタンスを強調する。

 これからは上位陣との直接対決を5試合残す。苦手とするアウェーゲームは、次節の柏とサンフレッチェ広島戦の2試合。それだけに柏戦は「今季の鍵となる試合」と気を引き締める。

 何より指揮官は「プレーするごとにパフォーマンスが挙がっているのは嬉しいことです」と言う。「いくつかのメディカル的な問題はあります」というなかで、「(渡邊)凌磨、小森(飛絢)、どちらかが柏戦に間に合えばという希望を持って、今、準備しています」と、二人のキーマンの状況にも言及した。

 重傷の可能性もあると心配された小森のコンディションだが、スコルジャ監督は「(長期離脱になるのか?)少し答えづらい質問です。1試合でも出場できないと、それは私にとっては“長期”と言えます。ただ最悪の場合、4週から6週ということも考えられましたが、そこまで悪くないと言えます」と、“最悪”は免れたということだ。

フリートランスファーのため、まだ獲得チャンスあり>>【浦和】補強なるか!? イサーク・キーセ・テリンとグスタフソンの接点は? リーグ戦で対戦、スウェーデン代表では…

 柏は京都から1ポイント差の3位。浦和がここで柏に勝利できれば、リーグ制覇への道が一気に拓ける。

Posted by 塚越始