浦和、新潟で活躍したラファエル・シルバがクルゼイロ加入。Jリーグ復帰ならず!
浦和時代のラファエル・シルバ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ブラジル人ストライカーは30歳に。昨季は中国1部リーグ4試合・1得点。
ブラジル・セリエB(2部)のクルゼイロECは4月26日、Jリーグの浦和レッズ、アルビレックス新潟で活躍したブラジル人FWラファエル・シルバを獲得したと発表した。契約期間は今季末まで。ラファは先月、中国超級リーグ(1部)武漢足球倶楽部(武漢FC)を退団したあとフリートランスファーとなっていた。ファンから期待されたJリーグ復帰はならなかった。
ラファエル・シルバは1992年4月4日生まれ、ブラジル・サンパウロ出身、30歳。これまでのキャリアは、コリチーバFC ― ルガーノFC ― 新潟 ― 浦和 ― 武漢 ― クルゼイロ。日本での通算成績は、J1リーグ72試合・31得点。2017年のACL(アジアチャンピオンズリーグ)決勝のホームゲームでゴールを決めて、浦和に二度目となるアジアのタイトルをもたらした。
中国に渡ったあとはケガに苦しみ、加えて新型コロナウイルスの影響で非常に厳しい生活を余儀なくされた。昨季中国リーグでは結局4試合・1得点とふるわず。中国サッカー界全体の給与未納問題なども発覚するなか、契約満了を迎えてフリーエージェントの立場となっていた。
クルゼイロは公式ツイッター(@Cruzeiro)で、「ラファ・シルバが私たちのチームを強化するため、やって来ました」と歓迎している。チームは2勝1分1敗の勝点7でリーグ4位につけている。