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【SAKANOWAコラム│FC BayernとMunichに恋して vol.4】ケイン、ディアス…ユニフォームはあの選手も人気。バイエルン・ミュンヘン開幕好スタート!

ライプツィヒとのブンデスリーガ開幕戦でゴールを決めたバイエルンのルイス・ディアス。(C)Midori IKENOUCHI

今日25時からUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ抽選会。

 日本はまだまだ酷暑が続くなか、こちらミュンヘンは少しずつ秋の気配が感じられる今日この頃、待ちに待ったブンデスリーガの2025-26シーズンが8月22日に開幕しました。

 アリアンツ・アレーナへ向かう道のりには赤いユニフォームを着た数多くのファンの方々に遭遇。ヨシュア・キミッヒ、マヌエル・ノイアー、ジャマル・ムシアラ、・ハリー・ケインといった超人気選手に加え、今季入団したルイス・ディアスのユニフォームを着ているファンも数多く見掛けました。バンクーバー・ホワイトキャップスに移籍したトーマス・ミュラーのユニフォームの方も数多く健在で、ミュラーの人気の根強さを誇ります(編集部注:ミュラーはバイエルンの2025-26シーズンユニを着用し、クラブW杯に出場。そこで販売されたミュラーユニはレアアイテムに)。

 バイエルンは数年に渡りチームカラーの赤をユニフォームのベースに採用していなかったので、熱烈サポーターからは何度もベーシックな赤ユニ復活を訴え、今季はブンデスリーガのホーム戦でその赤色が復活。新しいデザインのユニフォームを着用して開幕戦を観戦に来た嬉しそうなファンで溢れていました。

 ドイツ国家を有名サキソフォン奏者が試合前のピッチで演奏し、RBライプツィヒ戦で開幕。メディア関係者がスタジアムに入れるのはキックオフ3時間前で、カメラと一脚をリュックサックに背負い、折り畳み椅子もママチャリのカゴに積んで自宅から10キロ走り、アリアンツ・アレーナに到着したら汗ダクです(笑)。

 試合開始1時間半前頃からケータリングの配膳が開始され、その列に並んで試合前に腹ごしらえをします。私の本業であるモータースポーツ界では世界的な有名なレースでも食べ物の支給は一切ないことも多々あり、ご飯を頂けるだけでありがたい! ちなみにバイエルンでお食事と一緒に提供されるパンはとてもおいしく、エシレバターが提供されるのも嬉しいところです。

 ミカエル・オリーズが先制し、ディアスの移籍後公式戦初ゴールで大いに沸きました。得点を入れた際に客席に向かってハートマークを作ってくれたのは、ファンの方にとってとても嬉しかったでしょう。

 さらにオリーズが2点目! 名コンビを汲んでいたレロイ・ザネのガラタサライ移籍は残念ですが、それを補うかのようにフィールドをさらに駆け回っていた印象を受けました。

 後半にはハリー・ケインがハットトリックを達成。新シーズンのライバルと目されたライプツィヒ相手に、いきなり6-0の大勝を収めました。

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 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の抽選会も行われ(日本時間28日25時~)、リーグフェーズでどのような対戦が実現するのか楽しみです。昨年よりも格段にチームプレイの結束が強まった感じを受けるバイエルンの今季の活躍に大いに期待を寄せています!