【J3クラブライセンス】滋賀、青森、ヴェルスパ大分の上位陣に交付。沖縄SVは未申請
Jリーグ フラッグ 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
JFL優勝は自動昇格、2位は入れ替え戦へ。現在首位はHonda FC。
Jリーグ(野々村芳和チェアマン)は9月25日に理事会を行い、2026特別シーズンに向けたJ3クラブライセンスの判定結果を発表した。
Jリーグ昇格(入会)が目標となる現在JFL2位のレイラック滋賀、3位のラインメール青森、5位のヴェルスパ大分は、いずれも承認された。観客動員数などに課題のある、4位につける沖縄SVは未申請だった。Y.S.C.C.横浜、アトレチコ鈴鹿は「継続審議」に。
また、高知ユナイテッドSCはFIB(クラブライセンス交付第一審機関)によりJ2クラブライセンス不交付と判断されたため、J3クラブライセンスの対象となった。
高知を除き、J3クラブライセンスが交付されたクラブについて、10月の理事会でJリーグ入会が審議される。
入会審査項目は次の通り。
・ 入会直前年度のJFLのリーグ戦ホームゲームで、1試合平均入場者数が2,000人に到達し、年間入場料収入が1000万円に到達していること。
・ 短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態にあること
・ 入会直前年度のJFLのリーグ戦で、最終順位が2位以内であること
・ 入会直前年度のJFLのリーグ戦で最終順位が2位のクラブは、J3・JFL入れ替え戦に勝利すること
◎判定結果
▼J3クラブライセンス交付
ラインメール青森
いわてグルージャ盛岡
クリアソン新宿
ヴィアティン三重
レイラック滋賀
ヴェルスパ大分
高知ユナイテッドSC
▼継続審議
Y.S.C.C.横浜
アトレチコ鈴鹿
JFLはJリーグのシーズン移行に伴い、来年3月から5・6月頃まで、特別大会を実施。昇降格は行われない。その後、2026年9月頃から2027年5月末or6月まで、2026-27シーズンのレギュラーシーズンが実施される。
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JFLは現在、Honda FCが勝点43で首位に立ち、同勝点で滋賀が2位につける。青森は2ポイント差の3位。