北中米W杯の公式試合球「TRIONDA」発表。カナダのカエデ、メキシコの鷲、米国の星をデザイン
北中米W杯の公式試合球「TRIONDA」。(Photo by Marcio Machado/FIFA)
4つのパネルを組み合わせて三角形を形成。
FIFA(国際サッカー連盟)は10月3日、2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)の公式試合球「TRIONDA」を発表した。
ホスト国であるカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国からインスピレーションを得たデザインとなっている。審判員をサポートする「コネクテッドボールテクノロジー」が装着され、全てのボールの動きが記録される。
北中米W杯の公式試合球はアディダス社の「TRIONDA」が採用される。「TRIONDA」はスペイン語で「3つの波」の意味。赤、緑、青が開催3カ国のカナダ、メキシコ、アメリカを想起させる流動的かつ幾何学的な模様になっている。
ボールの中央で4つのパネルが三角形を形作るようにデザインされ、開催3カ国の歴史的なつながりを印象付ける。カナダのカエデの葉、メキシコの鷲、米国の星など、開催国を表すシンボルも描かれている。さらに金色の縁取りはW杯トロフィーを彷彿とさせる。
4パネル構造と深い縫い目により空気抵抗が均等に分散され、雨天や湿った状態でもシュートやドリブル時に優れたグリップ力を発揮する。
また、コネクテッドボールテクノロジーにより、正確なデータをVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)にリアルタイムで送信。オフサイドなどの判定をサポートする。
いま読まれています>>【サッカー日本代表】最新序列:三笘薫不在、アジア仕様から変わらず
北中米W杯の組み合わせ抽選会は現地12月5日金曜日、ワシントンD.C.で行われる。