【湘南1-1京都】死闘!サンガ数的不利から90+10分に須貝英大が劇的イコライザー弾
須貝英大 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ベルマーレは約5か月ぶりの勝利がすり抜け、次節にもJ2降格が決まる状況に。
[J1 34節] 湘南 1–1 京都 / 2025年10月19日15:03 / レモンガススタジアム平塚
J1リーグ34節、湘南ベルマーレと京都サンガF.C.の一戦は後半アディショナルタイムの須貝英大の劇的イコライザー弾で1-1の引き分けに追い付いた。
両チームともにボールを持つと、それぞれの特長を出す見応えのある展開に。すると26分、左サイドを突破した中野伸哉の折り返しを『10番』を背負うエース鈴木章斗が冷静に突き刺し、ホームチームに先制点をもたらした。
38分、京都はPKのチャンスを得る。しかし原大智の正面に蹴り込んだキックは、GK真田幸太に読まれセーブされた。
そして45+1分、京都は背後からのタックルで鈴木義宜が痛恨の一発レッドカードで退場処分を受ける。
数的優位に立った湘南がそのまま1-0で逃げ切り、5月11日の東京ヴェルディ戦以来となる白星を挙げる――かと思われたが、試合終了間際の90+10分だった。
京都は3バックにして湘南ゴールへ襲い掛かる。すると山田楓喜のピンポイントクロスを、ファーサイドから飛び込んだ須貝がヘッドで合わせ、劇的同点弾を叩き込んだ。
残り4試合、湘南は17位の横浜F・マリノスと勝点8差。次節は引き分け以下で、J2降格が決まる状況になった。
一方、首位の鹿島アントラーズと勝点5差となった京都は次節、ホームで直接対決を迎える。負傷中のラファエル・エリアスが間に合うか読めず、鈴木義宜が出場停止となる。