【浦和】金子の裁定決定で堀之内聖SD「競技を構成する一員である審判員へのリスペクトを欠く行為は断じて許されない」
浦和の堀之内聖SD。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
「このような事態を招いてしまったことに対し、選手を司る立場として私自身、責任を感じております」
[J1 34節] 横浜FM 4–0 浦和 / 2025年10月18日14:03 / 日産スタジアム
Jリーグ規律委員会が10月21日、34節・横浜F・マリノス戦で副審の胸を突いて退場処分を受けた浦和レッズのMF金子拓郎に4試合の出場停止、40万円の罰金の処分を科すと発表した。
また浦和はこの裁定を受けて、クラブ独自に代表取締役社長の役員報酬、スポーツダイレクター(SD)の月次報酬、それぞれ10パーセント・2か月間の自主返納を決めた。金子本人からもあった報酬の一部自主返納の申し出が了承された。
クラブの活動から離脱していた金子だが、22日に再び合流する。
今回の裁定を受けて、浦和の堀之内聖SDがクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「この度、金子拓郎がJリーグ規律委員会より4試合の出場停止処分を受けましたことについて、男子トップチームの責任者として深くお詫び申し上げます。このような事態を招いてしまったことに対し、選手を司る立場として私自身、責任を感じております。
先日クラブより発信させていただいた通り、いかなる理由があろうとも、競技を構成する一員である審判員へのリスペクトを欠く行為は断じて許されるものではありません。本事案を厳粛に受け止め、選手教育の徹底および再発防止に努めるとともに、選手へのサポート体制の強化や、クラブ行動規範の再確認・徹底を進めて参ります。
今回、審判団の皆様、ファン・サポーターの皆様、対戦相手である横浜F・マリノス様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。
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今後とも浦和レッズへの変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」




