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ソシエダ監督が久保建英の状況を説明「痛みを再発」「彼は非常に重要な選手」「来週には復帰してほしい」。2試合連続メンバー外に

パラグアイ戦後の日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

現在18位、ホームでセビージャ戦。負けると監督の去就問題が注目に。

[スペイン1部 10節] R・ソシエダ – セビージャ/2025年10月25日(現地24日)/レアレ・アレーナ

 スペイン1部リーグ レアル・ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督が10月23日、翌日のホームでのセビージャFC戦に向けた公式記者会見を行い、クラブから発表された試合当日のメンバーから外れた久保建英(Takefusa KUBO)の現状を説明した。

 結局、今週の練習には参加できず。フランシスコ監督は「タケはピッチ上でほとんどトレーニングできていません。足首を治して、すぐ復帰できることを願っています」と語った。

 1か月前の日本代表のアメリカ遠征で痛めた左足首が、改善傾向にあったものの前節セルタ・デ・ビーゴ戦直前に痛みが再発したという。

「足首に少し痛みがあり、動作に制限を与えています。完全には治っていません。先週、痛みが再発しました。来週には復帰できることを願っています」

 前節の試合前の記者会見で指揮官は「状態は良くなっている」と語っていた。その時点では、実際に“いける”と感じていたという。

「私はここで自分の考えや感想を正直に話しているだけだ。嘘はついていません。足首が良くなっていると見え、彼も大丈夫だと思っていました。心から願っているのは、できるだけ早く回復し、タケを頼りにできること。彼は非常に重要な選手です」

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 チームは18位と降格圏に沈む。実際、久保は爆発的なプレーをなかなか見せられず、それもまたチームの低迷につながってしまっている。むしろこのケガを乗り越えて、パワーアップした姿を見せてもらいたい。