【監督人事】セルティックがポステコグルーと接触へ。本人は復帰へ前向き!?
アンジェ・ポステコグルー監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ロジャーズ監督解任を受けて、後任の“有力候補”に。同じく古巣の横浜F・マリノスはどうする!?
スコットランド1部セルティックFCは10月28日、ブレンダン・ロジャーズ監督を解任し、新指揮官の選定をスタートさせた。
リーグ5連覇を目指す今季のセルティックは、開幕9試合を終えて首位ハート・オブ・ミドロシアンFCと勝点8差の2位。また、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃して、ヨーロッパリーグ(EL)に回っている。
ロケットスタートとはならず。クラブは声明でロジャーズ監督とコミュニケーションの齟齬が生じていたことを明かし、今回、解任に踏み切った。
注目を集めるのがその後任人事だが、『フットボール・インサイダー』によると、ブックメーカーで一番人気になっているのが、このほどノッティンガム・フォレストFCをわずか39日で更迭させられたアンジェ・ポステコグルーだという。ロジャーズ氏の前にセルティックを指揮し、セルティックに黄金時代をもたらしている。
トッテナム・ホットスパーFC、フォレストとすでに今季二度退任している指揮官が、果たして“三度目の正直”で古巣復帰を果たすのか。
同メディアは、独自情報として、まずポステコグルーに対し、監督復帰へ「関心があるかどうかを聞く」と報じている。以前、セルティック復帰に「前向き」だと発言していたことも伝えている。
セルティックは指揮官と共に、クラブとしての一体感を取り戻すことを最大の課題に挙げている。そういった意味では、攻撃的スタイルを貫くアンジェの姿勢は、いま求められているものかもしれない。
ただし、近年は3バック(5バック)のチームが増加。ポステコグルーが浸透させてきた5レーンをフル活用してのサイドバックを含めた攻撃スタイルは研究され、その背後にできたスペースが狙われやすくなり、再び結果を残せるかどうか未知な部分はある。
あるいは、プレミアリーグで揉まれてきたことで、時代に対応した“ニュー・アンジェ”を見せることができるか。
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同じく古巣であるのが横浜F・マリノスだ。順位は異なるもののクラブの状況が似ているだけに、その動きも気になるところだ。




