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日経平均株価5万円突破、高須氏の推奨銘柄は!? 高市トレードで“日本応援”へ転換

日経平均株価が史上最高値を更新、5万円代に突入した。写真:ロイター/アフロ

ユーチューブの自身の公式チャンネルで語る。

 日経平均株価が10月27日に初めて5万円を突破したのを受けて、人気ユーチューバーであり医師の高須幹弥氏(高須クリニック)が同日、自身のユーチューブチャンネルで「私はS&P500信者をやめて日本株へシフトチェンジします【高市トレード】」と題した動画を公開し、高市早苗新政権による経済活性化への期待を語った。

 日本経済は、長く続いたデフレ局面から明確にインフレへ転換した。これまでのように“物価が落ち着く(下がる)のを待つ”時代から、“早く買わなければ値上がる”という心理も働く局面に突入。個人、企業それぞれが、新たな判断を迫られる状況になっている。

 高市政権のもとで「積極財政に切り替わった」とする高須氏は、これまで米国インデックス「S&P500」に投資してきたが、「高市さんを応援したいので、日本株にチェンジしています」「いまは日本株が買い」と方針転換を明かした。

 また、高須氏は高市政権下で期待される投資分野として、国防や国土強靭化に関連する建設、ゼネコン、重工業などを挙げ、「実際に株価が上昇している」と頷く。さらに、半導体、通信、サイバーセキュリティ、そして漫画やアニメ産業も「成長が期待される」と展望した。加えて、「大阪副都心構想」に関連する分野への投資も注目している。

 円安が続く状況では、大企業が利益を上げやすい構造が続くと分析し、日本のTOPIXへの投資を推奨。高須氏自身も「個人的に応援している、使っている企業の株は購入している」と語る一方で、個別銘柄とトピックスへの分散投資を行っているそうだ。一方で、S&P500の利回りも依然として良好であり、米国投資も「経済効率で見れば悪くない」と見る。

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 何より高須氏は「高市さんが優秀で素晴らしい。だから成長に賭けている」と、明るい未来が待っていると期待。日本経済の上昇トレンドが今後も続くとの見方を示した。