【鹿島】チケット不正転売の情報提供を求める。ソシオ会員資格停止、チケット無効化の実施を発表
鹿島アントラーズ 写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
引き続き洗い出しを進める。これまでに不正にチケットを購入した場合、情報提供者へのペナルティはなし。
J1リーグの鹿島アントラーズは11月20日、8日に開催された第36節の横浜FC戦、また12月6日に行われる第38節の横浜F・マリノス戦で、公式リセール以外のサービスでの不正転売が確認されたチケットの無効化、不正転売したSÓCIO(ソシオ)・ファンクラブ会員資格の無期限停止、JリーグIDのアカウント停止処理を行ったと発表した。違反者の洗い出しは続けていく。またクラブはチケット不正転売が続いているため、情報提供を求めている。
クラブはSÓCIO・ファンクラブ会員先行販売期間で多くの席種が完売したあと、不正転売が横行している状態を問題視。公式リセールサービス以外で転売されたアカウントの特定と無期限停止処分を進めている。
また、公式リセールサービス以外でのチケット購入者に対し、情報提供を求めている。
鹿島とJリーグは、すべての人に公平かつ安全に試合を観戦してもらうため、「鹿島アントラーズ サッカー試合運営管理規定」、「Jリーグチケット サービス利用規約」により、観戦チケットの転売行為を固く禁止。また「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(チケット不正転売禁止法)」に違反する行為にも該当する。
無効化されたチケットでは、スタジアムへの入場はできない。クラブは対象試合の入場可否の確認を希望する人に、専用アドレスへの問い合わせ作業を呼び掛けている。
・不正転売に関する情報提供のご協力のお願いについて
クラブは公式リセールサービス以外でのチケット購入者に対し、チケットの無効化状況の確認とともに、不正転売に関する情報提供の協力を求めている。
提供された情報はチケットの無効化状況と、不正転売者特定のための情報チェックに使用される。不正転売したアカウントの洗い出しを重視するため、情報提供者のチケット無効化は行わず、購入者に関するペナルティもない(情報提供をしないままだと、チケットが無効化される可能性は残る)。
◎問い合わせ先
info.antlers@pia.co.jp
※この問い合わせは、「鹿チケ」を運営しているぴあ株式会社と連携して対応を進めている。詳細はクラブ公式サイトに明記されている。
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リーグ首位に立つ鹿島は、2位の柏レイソルと1ポイント差で、残り2試合に臨む。11月30日の第37節はアウェーでの東京ヴェルディ戦、12月6日の最終節はホームでの横浜F・マリノス戦が組まれている。




