遠藤航が久々出場、スロット監督は起用法に言及。しかしリバプール、リーズ田中碧弾を食らい逃げ切り失敗
遠藤航 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「今日は、ワタ(遠藤)のようなタイプの選手が必要だと感じた」
[プレミアリーグ 15節] リーズ 3-3 リバプール/2025年12月7日(現地6日)/エランド・ロード
イングランド・プレミアリーグ第15節、リバプールFCはリーズ・ユナイテッドFCとのアウェーゲーム、90+6分の日本代表MF田中碧のボレー弾を食らい、3―3で引き分けた。
この試合、遠藤航が84分にコーディ・ガクポと交代で出場し、今季プレミアリーグ5試合目のピッチに立った。公式戦出場は10月30日のカラバオカップのクリスタル・パレスFC戦以来、1か月経っての出場となった。
同時に最前線は、ウーゴ・エキティケからアレクサンデル・イサクに代わった。
決して遠藤の責任ではない。しかしチーム全体としてリーズの終盤の猛攻を抑え切れず、1点のリードを守り切れなかった。
この遠藤投入について、『スカイ』の取材に応じたリバプールのアルネ・スロット監督は「2-0のリードが3-2になった。あの時点では試合をコントロールすることが重要だった。その時点で、追加点は必要なかった」として、守備の強度を高めるため遠藤を選択したと説明した。
「追加点が必要な場面、例えばサンダーランド戦ではモー(モハメド・サラー)を投入した。しかし今日は、ワタ(遠藤)のようなタイプの選手が必要だと感じた」
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久々に出場機会が巡ってきた遠藤だが、結果的に“クローザー”の役割は失敗に終わってしまった。




