【移籍】広島の日本代表MF田中聡、デュッセルドルフ加入決定へ、移籍金は…。「契約書にサイン」あとは正式発表のみ
田中聡 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
『スカイ』が報じる。すでに現地でメディカルチェックをパス
ドイツ・ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフが12月31日までに、サンフレッチェ広島に在籍する日本代表MF田中聡(Satoshi TANAKA)を完全移籍で獲得することが決定的となった。
『スカイ』ドイツ版によると、デュッセルドルフは「広島からMFサトシ・タナカを獲得した。23歳の日本代表ミッドフィルダーはすでにメディカルチェックをパスし、契約書にもサイン済みだ」と報じた。あとは両クラブからの正式発表を待つのみだ。
同メディアは、田中がスポーツダイレクターに就任したスヴェン・ミスリンタート氏のもとでの“第1号補強”になると報道。移籍金は100万ユーロ(約1億6000万円)で、契約期間は2030年までの長期契約になると伝えている。
田中は2002年8月13日生まれ、神奈川県出身の23歳。身長175cm・体重70kgのボランチだ。湘南ベルマーレの育成組織で育ち、トップチーム昇格後に頭角を現すと、2025シーズンから広島でプレー。高い強度と戦術理解度を武器に、上位で常に戦うチームを支えた。
2025シーズンはJ1リーグ28試合・1得点・1アシストを記録し、J1リーグ・ベストイレブンにも初めて選出された。
あとは発表が待たれる。田中にとってはキャリア初の海外挑戦となる。
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宇佐美貴史、原口元気、田中碧ら日本人選手も過去に在籍したデュッセルドルフは、今季ここまでリーグ18チーム中16位と低迷している。残留争いの渦中にあり、巻き返しへの即戦力として田中に期待がかかる。




