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【移籍】U-20日本代表エースが いわきFCと契約延長。FC東京から期限付き移籍

熊田直紀 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「必ず結果を残して東京に戻る」

 J1リーグのFC東京は12月30日、FW熊田直紀(Naoki KUMATA)がJ2リーグのいわきFCへの育成型期限付き移籍期間を延長すると発表した。移籍期間は2026年6月30日まで。契約により、移籍期間中はFC東京と対戦するすべての公式戦に出場できない。

 熊田は2004年8月2日生まれ、福島県出身の21歳。身長181cm・体重79kgのストライカーで、FC東京U-15むさし、U-18を経てトップチームへ昇格した。2024年にはベルギー1部KRCヘンクへ期限付き移籍し、同年8月からいわきFCでプレーしている。

 U-15から各年代の日本代表に選出され、2023年にはU-20日本代表として、FIFA アルゼンチンU-20ワールドカップに出場。U-19アジア選手権では5試合・5得点と爆発し、将来を嘱望された存在だ。

 いわきでは実戦経験を積みながら、着実に進化を遂げている。熊田はFC東京を通じて、次のようにコメントしている。

「東京のファン・サポーターの皆さま、お久しぶりです。いわきFCへの育成型期限付き移籍期間を延長させていただくことになりました。必ず結果を残して東京に戻ります。応援をよろしくお願いいたします」

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