寿司論争が再燃、ホリエモン「それが古いって言ってんだよ」「いい加減にしろ」

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏。(C)SAKANOWA

「そんな修行に時間使うんじゃなくて客を実践で楽しませる努力したら?って話なんだが」

 実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が2月24日、エックス(旧ツイッター/アカウントは@takapon_jp)で、寿司店の「修行文化」について改めて持論を展開し、議論を呼んでいる。

 堀江氏はこれまでも、寿司職人が「10年で一人前になる」とされるような徒弟制度的な修行文化について、日本社会全体にも通じる構造だと指摘。その慣習が人材の可能性を狭めているのではないかと問題提起を続けてきた。

 今回は、イタリアを拠点に活動する日本人女性オペラ歌手が、合理性だけでは測れない価値や、人と人とのつながりで築かれてきた伝統の重要性に言及。それに対し堀江氏は、「よくもまあこんな長文の妄想を書けるもんだな。読解力がないから妄想に走るしかないんだろうけどな。ほとんどの人はスシローとか握りすらしない寿司屋で満足してんだから、そんな修行に時間使うんじゃなくて客を実践で楽しませる努力したら?って話なんだが」と投稿し、自身の考えを示した。

 堀江氏は、必ずしも10年の修行を経なくても高級寿司店と同等の技術は習得可能だとの立場を示している。一方、より良い食材の目利きや仕入れには市場での信頼関係が不可欠であり、そうした人的ネットワークは短期間では築きにくいとの見方もある。

 日本社会や産業界の停滞感が指摘されるなか、海外市場も視野に入れれば、中・高価格帯の寿司に大きな可能性があるとの堀江氏の主張にも説得力はある。

 老舗が長年かけて築いてきたブランドこそが価値だ、との意見に対して、堀江氏は「それが古いって言ってんだよ。生身の人間の年月でしかブランドを語れない体質を変えていこうとしてるわけ。実際それをコミュ力とかマーケティングで変えられるって話をしてんだよ。良い加減理解しろ」と反論。ブランド形成の在り方そのものを問い直す姿勢を示している。

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 伝統の是非というより、ブランドや人材育成の在り方をどう時代に合わせて再定義していくべきなのか。寿司を通じた社会構造の議論は、さらに続きそうだ。