イラン代表が北中米W杯からの撤退を示唆、米軍空爆を受けて。勝ち上がった場合、アメリカ代表と対戦も
FIFAワールドカップ (Photo by Michael Regan - FIFA/FIFA via Getty Images)
イランサッカー協会会長「大会に向けて前向きに考えられる状況にはない」
サッカーのイラン代表が北中米ワールドカップ(北中米W杯)の出場を取りやめる可能性が浮上した。複数の海外メディアが3月1日、アメリカとイスラエルによる空爆でイランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師が死亡したと報じ、中東情勢が急速に緊迫化するなか、イランサッカー協会の会長が「大会に向けて前向きに考えられる状況にはない」と語った。
これまでの報道によると、米軍はイスラエルと連携し、首都テヘランなどイラン国内の主要都市を攻撃。これに対してイラン側もカタール、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンなど周辺国にミサイルを発射するなど、軍事衝突が拡大しているという。イギリス軍も同盟国防衛のために戦闘機を発進させたとされ、事態は国際的な広がりを見せている。
こうした状況を受け、イラン・サッカー連盟のメフディ・タージ会長はスペイン紙『マルカ』で、「今日起きたこと、そしてアメリカの攻撃を踏まえれば、大会を前向きに考えられる状況ではない」とコメントしたと伝える。「最終的な判断はスポーツ当局に委ねられる」としつつも、W杯出場の可否に影響が出る可能性を示唆した。
北中米W杯は6月、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国共催で開催される。日本代表とともにアジア代表となったイラン代表は、ニュージーランド、ベルギー、エジプトとのグループGに入り、ロサンゼルスとシアトルでカードが組まれている。情勢次第では開催地である米国内への入国問題なども取り沙汰される可能性がある。
また、国際サッカー連盟(FIFA)のマティアス・グラフストロム事務総長は「詳細にコメントするのは時期尚早だが、状況を注視している。すべての国が参加する安全な大会開催が我々の焦点だ」と語ったという。世界最大のスポーツイベントを目前に控え、ピッチ外の緊張が高まっている。
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イランは北中米W杯で勝ち上がると、ラウンド32でアメリカ代表と対戦する可能性がある。




