嵐の中、U-19日本代表が準決勝サウジ戦に向けてトレーニング
豪雨のなかで練習するU-19日本代表の(左から)田川、荻原、影山監督。(C)SAKANOWA((C)SAKANOWA
インドネシア戦に臨んだメンバーはランニングで調整。
[U-19アジア選手権 準決勝] U-19日本代表 – U-19サウジアラビア代表/2018年11月1日/パカンサリ(インドネシア)
ヤングジャパンが嵐の中で再始動――。U-19日本代表が10月30日、U-19アジア選手権準々決勝のインドネシア戦(〇2-0)翌日のオフを挟み、準決勝と決勝の舞台となるボゴールに移りトレーニングを再開した。
夕方からの約1時間30分の練習は、猛烈な豪雨が降るなかで行われた。2日前のインドネシア戦に先発した選手と15分から途中出場した斉藤光毅がランニングシューズで時間をかけてピッチを走って調整。一方、出場機会のなかった選手たちは影山雅永監督のもと、マンツーマンで対峙しながらの3対3などで体を追い込む厳しいメニューをこなした。何度も指揮官からゲキを受けていた荻原はミニゲーム形式の練習でカットインから、利き足とは逆の右から強烈なシュートを放ち、周囲もどよめいた。
日本の11月1日の準決勝の対戦相手はサウジアラビアに決定。グループステージD組を3連勝で勝ち抜き、準々決勝ではオーストラリアを3-1で破ってのベスト4入り。日本にとっては間違いなく今大会中、最もレベルの高い相手との対戦になる。
文:サカノワ編集グループ