ACL町田との再試合要求――UAEサッカー協会が声明、シャバブ・アル・アハリを支持「正当な権利を守る」
町田のサポーター。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
劇的同点ゴールがまさかの取り消し…
[ACLエリート 準決勝]町田 1–0 シャバブ・アル・アハリ/2026年4月22日(現地21日)/プリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル・スタジアム
アラブ首長国連邦(UAE)サッカー協会は4月22日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLエリート)準決勝のFC町田ゼルビア戦を巡り、判定への不服により再試合開催を要求するシャバブ・アル・アハリを支持する声明を発表した。
UAEサッカー協会は「クラブが自らの権利を守るために講じるいかなる措置も支持する」というスタンスを示す。アジアサッカー連盟(AFC)に対し、「クラブ大会および代表レベルの大会において適切な審判団の選定を求めるとともに、競技運営や判定面での公正性確保の重要性」を訴えた。
また声明では、「世界的にサッカーが発展を続けるなか、組織面・技術面・審判面のすべてにおいて公平性が担保される必要がある」と主張。シャバブ・アル・アハリに対して「あらゆる支援を提供する」と、全面的な後押しをする姿勢を示した。
一方、シャバブ・アル・アハリは、町田戦で取り消された後半アディショナルタイムの同点ゴールの判定を巡り、正式に抗議を提出。「競技規則の適用に誤りがあった」として、再試合を求める意向を示している。
もっとも、審判団の試合運営に混乱があったのは事実だ。しかし今回のケースは解釈の相違が生じ得る範囲と見られる。シャバブ・アル・アハリは主審の笛のあとにプレー再開が認められていたと主張する一方、町田側は交代手続きが完了していなかったとする立場で、いずれも一概に誤りとは言い切れない。
最終的にはVARが介入し、APP(アタッキング・ポゼッション・フェーズ)までさかのぼって検証した結果、ゴールを取り消す判定がくだされた。競技規則の重大な適用ミスと断定できるケースとは言い難く、再試合が認められる可能性は低いと見られる。
UAEメディアによると、シャバブ・アル・アハリの選手たちはサウジアラビアでの滞在を続けているという。
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