【浦和】ズバリ、補強は終了? 堀之内SDの回答は…。サポーターとの質疑応答に応じる

浦和の監督就任会見に臨んだ曺貴裁監督(右)と堀之内聖スポーツダイレクター(左)。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

「Talk on Together 2026-27」で。「人数は少ないが複数ポジションできる」

 J1リーグの浦和レッズは7月28日、さいたま市内で「Talk on Together 2026-27」を行い、清水稔社長と堀之内聖スポーツダイレクター(SD)が応募1300人から抽選で選ばれたサポーター400人に向けて、新シーズンの方針などを説明し、永井雄一郎さんと堀之内SDの対談、ファンとの質疑応答も行った。

 ちょうど1年前、国内から唯一クラブ・ワールドカップに臨んだもののグループステージ3連敗に終わった。ところが、その経験が生かされず、補強も行われていないのでは? という問いに、堀之内SDは「あのクラブ・ワールドカップのあと、選手たちの眼の色が変わりました。意識の高さは一段階変わりました。しかし、その気持ちを継続するのが難しかった。日常を変えるしか方法はない。日常のすべてのトレーニング、プレーから変えていくことが世界につながると信じています」と“精神論”に終始した。

 また補強に関して、「十分な戦力と考えているのか。どのポジションで補強を考えているのか」というサポーターの質問に、堀之内SDは昨季まで所属した選手たちに感謝したあと次のように答えた。

「人数は例年や他クラブと比べて少ないかもしれません。ただ、非常に素晴らしい選手たちが揃っていると感じています。我々のチームには複数のポジションを高いレベルでこなせる選手が何人もいます。今回のトレーニングマッチでも、一人の選手が2つ、3つのポジションを試す場面がありました。

 もちろん現状ですべてが十分だとは考えていません。長いシーズンを戦い抜く上では、疲労やコンディション、不慮の負傷もあります。また、夏の移籍ウインドーは現時点で9月中旬まで開いています。チーム状況や選手のコンディションを見極めた上で、適切な補強が必要であれば実行していきます。そのための準備は日々進めています」

 現時点で補強が必要と考えているポジションについて問われると、「今、このポジションというものはありません。先ほどお話ししたように、複数のポジションでプレーできる選手の可能性やパフォーマンスをしっかり精査している段階です」と説明した。

 つまり基本的には、現有戦力で開幕に突入するということだ。AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制した2023シーズンと比較すると、代表クラスの選手はサミュエル・グスタフソンぐらいで、明らかに戦力は落ちている。

 しかし清水稔社長は取材対応で「いい選手は揃っています」と語るなど、クラブとしては優勝を狙える戦力が揃っているとの認識であり、そのうえで曺貴裁監督への指揮官交代に踏み切ったということになる。

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