久保建英のソシエダ、モロッコ代表DFアゲルドが一転「破談」。メディカルチェックで問題か

モロッコ代表でのアゲルド。写真:ロイター/アフロ

マルセイユから期限付き移籍で合意と報じられたが…。今年3月に恥骨痛で手術、その後は公式戦に出場せず。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英の所属するスペイン1部レアル・ソシエダが獲得に動いていたモロッコ代表DFナイフ・アゲルド(Nayef AGUERD)だが、一転して交渉が破談になったという。スペインメディア『ノティシアス・デ・ギプスコア』が8月13日に報じた。

 フランスでは当初、ソシエダとオリンピック・マルセイユが、300万ユーロ(約5億5000万円)のレンタル料に、1700万ユーロ(約31億円)の買い取りオプションを付ける条件で合意したと伝えられていた。

 ところが、成立目前と見られていた移籍が急転直下で白紙になった。

 フランス人記者のサンティ・アウナ氏は、アゲルドがソシエダのペッレグリーノ・マタラッツォ監督と話したあと、スペイン行きを断念したと報道。メディカルチェックには合格しており、両クラブ間でも合意に達していたものの、最終的に選手側がオファーを拒否したとしていた。

 しかし『ノティシアス・デ・ギプスコア』は、異なる情報を伝えている。

 同メディアによると、ソシエダは当初、この突然の展開について肯定も否定もしなかったという。ただ、同メディアが確認したところでは、実際に破談になった理由はメディカルチェックの結果だったとしている。

 アゲルドは今年3月、恥骨痛の手術を受け、その後は公式戦に出場していない。その影響で北中米ワールドカップ(W杯)にも出場できなかった。

 今回のメディカルチェックでは、その状態についてソシエダの医療スタッフが懸念を抱いたと見られている。

 マルセイユ側が経済的な事情から、交渉の最終段階でより多くの金額を引き出そうとしていたとも報じられている。その結果、設定された1700万ユーロの買い取りオプションはソシエダにとって非常に高額なものになったというが、同メディアはそれが破談の理由ではなかったと強調している。

 アゲルドは昨季、ソシエダに期限付き移籍してプレーしており、クラブにとって実力を把握しているセンターバックだった。

 リーグ開幕まで約1週間に迫るなか、ソシエダはいまだ今夏の新戦力を獲得できていないという。久保ら北中米W杯組のコンディションも万全ではないとされるなか、即戦力候補だったアゲルドの獲得も一転して見送られることになった。

いま読まれている記事

【移籍】佐野海舟の争奪戦「RBライプツィヒがリード」。レアル・マドリード“経由”の移籍金で、最大約103億円も支払い可

フクアリのある蘇我駅で冠水…大雨特別警報「こんなことになるの見たことない」

森保ジャパン、アジアカップは4バック復活か!長友と堂安がW杯を語り合う“3バックは少数派”